
淑徳の理念
有為な人間を育てる

淑徳中学・高等学校第18代校長の五島德之と申します。
学校生活では、いろいろなことに興味を持って、何事にも積極的に取り組んでください。みなさんが経験するすべてが、これからの、みなさんの心の糧になっていくのです。上手くいかないこともあるでしょう。出来ないことがあってもいいじゃないですか。出来ないことに挑戦していく姿勢が大切なのです。学校生活の中で、皆さん一人ひとりが自分自身を見つけ、互いに助け合いながら共に学び、さらなる夢の実現に向けてつき進んでください。
本校の校祖 輪島聞声先生は、みなさんに「進みゆく世におくれるな、有為な人間になれよ」という言葉を残されました。将来、みなさんには、有為な人、世の中の役に立つ人になってもらいたいと願っています。
また、本学園の礎を築いた学祖 長谷川良信先生は、利他共生という考えを大事にされています。世の中で人の役に立つには、他人との関わりの中でそれを実践しなければなりません。「他者から理解され、他者を理解し、共に生きる。」このことが出来て、初めて人の役に立つことが出来るのです。
私たちは、そのような仏教精神を持った人の役に立てる人間を育てていきたいと願っています。このお二人の考えは、学校生活、いや、世の中に出てもあなた方の支えとなっていくはずです。
皆さんの新しい学校生活が素晴らしいものになるよう、私たち教職員一同、全力でサポートしていきます。みなさん一人一人が輝くことができるよう、共に歩んでいきますので、どうぞよろしくお願いします。